秘密法に反対する市民団体は、秘密法が国会上程されてからは全国各地で立ち上げられ、制定後も増え続けています。秘密法反対の声は全国各地で沸き上がったし、今でも広がっているものの、全国の市民の連帯は必ずしも十分でなかったとの思いから、1月24日に「秘密法に反対する全国ネットワーク」が立ち上げられ（4月10日現在、全国27都道府県の57団体が参加）、4月6日に名古屋で、その初めての交流会が開催されました（15都府県の26団体が参加）。
阿智村という長野県の小さな村で若者から年配まで村長も含めて秘密法に反対する声を広げている取組みから、東京での数千人規模のデモや集会の取組みまで、さらに情報保全隊訴訟の報告や秘密法対策弁護団の結成など、各地の運動の様子が報告され、それを基に活発に意見が交わされました。報告内容や議論内容はとても書き切れませんが、とにかく、全国各地から、さまざまな思いや経験をもちよられて、みんなで秘密法廃止を目指そうと確認しあえたこと、参加者の誰もが２回目以降の全国交流集会をしたいと思えたこと、こうして全国がつながったことが、何より一番の収穫でした。
秘密法廃止、ここから、これから、です！（浜島将周）
