緑オリーブ法律事務所ブログ

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「秘密保全法に反対する愛知の会」(以下「愛知の会」)が結成されたのは2012年4月2日。私が事務局長を拝命し、「特定秘密の保護に関する法律」(以下「秘密法」)の危険性を訴えてきました。
しかし、残念ながら昨年12月6日、政府与党は、国内外から寄せられた圧倒的多数の反対の声を無視するどころか敵視すらし、まともな審議もせず、秘密法を可決強行しました。
この秘密法が、日本国憲法の国民主権・基本的人権尊重・平和主義の根本原則に真っ向から反する悪法であることは明らかです。にもかかわらず、政府は粛々と、施行に向けて準備を進め、それどころか、同時期に成立させた日本版NSC設置法に加え、国家安全保障基本法までも制定して、集団的自衛権の行使も容認し、戦争ができる国へと日本を丸ごとつくり替えようとしています。
この状況にあって、どこかの会長のように、「できちゃったんで、言ってもしょうがない」なんてやり過ごしてはいられません。これまで以上に強く秘密法の廃止を求めていくのだという気持ちを共有すべく、4月5日(土)、ウィルあいちにおいて、「秘密保全法に反対する愛知の会」結成2周年集会を開催しました。

第1部総会では、今年度の活動方針として、これまでの活動に加え、広く全国の秘密法に反対する市民と連帯すること、秘密法反対に限らない国民主権・民主主義・平和主義をまもる活動をする市民と連帯すること、秘密法を含む日本の情報アクセス権・表現の自由の問題点を海外にも発信することなどが確認されました。

第2部記念講演は、おなじみの落合恵子さんにお願いしました。落合さんは、秘密法が、民主主義の前提となる情報をコントロールして市民から遮断してしまうものだと指摘し、そのように民主主義をなくそうとしている政府に対しては、民主主義の力で闘うほかないと呼び掛けました。また、国会上程前から秘密法に反対していた私たちに向けて、早くから問題点を理解して先行して取り組んでいると、秘密法の危険性を最近になって知った人や今でも知らずにいる人を責めてしまうことがあるが、その人たちに私たちが知らせることができなかったのだともいえる、と運動を広げるための心構えも話してくださいました。

結成2周年総会

秘密法を廃止に追い込むまで、愛知の会は頑張ります。みなさんも是非、ご一緒に「秘密法反対!」の声を上げましょう。(浜島将周)

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