私たちが必要とする情報を選び出し,私たちが判断に迷うさまざまな事案に適切な答えを与えるものとして,さまざまな場面でAIが利用されるようになってきました。
しかし,私たちは手放しでAIを受け入れてもよいのでしょうか?
本格的なAI社会が来る前に,一緒に考えてみませんか。(浜島将周)
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第1部 基調講演
「憲法から考えるAI社会―私たちに必要な心構え」
講 師 : 山 本 龍 彦 さん(慶応義塾大学法科大学院教授)
人工知能(AI)は,私たちの生活をただ便利で快適なものにするだけなのか。それとも,「プライバシー」「自己決定」「民主主義」といった大切な何かを脅かすものなのか。憲法の理念を手がかりにAIのもたらすメリット・デメリットを根本から検討し,あるべきAI社会の姿を考えます。
<講師プロフィール>
慶應義塾大学法科大学院教授,慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)副所長。
1976年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。同大学院法学研究科修士課程修了。同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。経済産業省ほか「デジタル・プラットフォーマーを巡る取引環境整備に関する検討会」など審議会の委員を歴任。『憲法学のゆくえ』(共編著),『おそろしいビッグデータ』,『AIと憲法』(共編著)など著書多数。
第2部 パネルディスカッション
パネリスト : 山 本 龍 彦 さん
花 井 増 實 さん(弁護士)
【日 時】
2019(令和元)年12月14日(土) 13:00~16:00(開場12:30)
【場 所】
名古屋市博物館講堂(地下)
名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1
名古屋市営地下鉄桜通線「桜山」駅下車,4番出口から徒歩5分
入場無料・事前予約不要
どなたでもご参加いただけます。
ただし,定員250名に達し次第,締め切らせていただきます。
【お問合せ】
愛知県弁護士会 人権・法制係
名古屋市中区三の丸1-4-2
☎052-203-4410(平日9:00~17:00)
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