文書の破棄や文書の改ざん―モリカケ問題や自衛隊PKO日報問題を通して、文書をきちんと残し、しっかり公開させることの大切さに皆が気づきました。「公文書の管理」がきちんとなされることは、民主主義社会には絶対に必要です。
では、どのように文書を残し、情報公開につなげるか。公文書管理制度の立て直しは待った無し。
さぁ、どうする!公文書管理。
一緒に考えませんか。(浜島将周)
【第一部】講 演
基調講演 「日本の公文書管理の現状と課題―モリカケ、PKO日報を素材として」
<講 師>
三宅 弘 氏(獨協大学特任教授、前内閣府公文書管理委員会委員長代理・特定歴史公文書等不服審査分科会会長、関東弁護士会連合会理事長)
特別講演(ビデオレター) 「日本の公文書管理について」
<語り手>
福田 康夫 元内閣総理大臣
消えた年金問題などを契機に制定された公文書管理法は、どのように構想されてきたのでしょうか。また、最近の問題をもふまえ、どのようなあるべき姿が求められるのでしょうか。公文書管理法の生みの親というべき元総理から伺い、民主主義の方向性を考えます。
【第二部】パネルディスカッション
<パネリスト>
三宅 弘 氏
日下部 聡 氏(毎日新聞東京本社統合デジタル取材センター副部長)
<コーディネータ>
新海 聡(日本弁護士連合会情報問題対策委員会副委員長)
○日 時
2019(平成31)年1月27日(日) 午後1時30分~午後4時30分 (開場 午後1時)
○場 所
愛知県産業労働センター・ウインクあいち 小ホール2
名古屋市中村区名駅4丁目4-38
(JR・地下鉄・名鉄・近鉄「名古屋駅」より徒歩5分)
○参加費等
入場無料・予約不要・先着順(定員250名)
○お問合せ
愛知県弁護士会事務局第2課人権・法制係
☎(052)203-4410
※詳細・チラシはこちら
<2.9.追記>
毎日新聞の岐阜版に、シンポの報告記事(パネリストの日下部記者の同僚である花岡洋二記者による署名記事)が掲載されました。