共謀罪と秘密保護法によって戦時体制が復活!?
「共謀罪」と「秘密保護法」を歴史の視点から見てみると、「治安維持法」と「軍機保護法」によってまっしぐらに戦争に突き進んだ戦時体制と今との類似性に驚きます。
愛知県弁護士会は、日本が二度と戦争を起こさないために、『よみがえる戦時体制―治安体制の歴史と現在』を今年6月に出版し、日本の現状に警鐘を鳴らす荻野富士夫氏を講師とした講演とパネルディスカッションを企画しました。
濵嶌がパネルディスカッションのコーディネータを務めます。
是非、多数ご来場ください。(浜島将周)
【第一部】 講 演「よみがえる戦時体制」
<講 師>
荻野富士夫氏(小樽商科大学名誉教授)
【第二部】 パネルディスカッション
<パネリスト>
荻野富士夫氏
中谷 雄二(秘密保護法・共謀罪法対策本部副本部長)
<コーディネータ>
濵嶌 将周(秘密保護法・共謀罪法対策本部委員)
○日 時
2019年1月19日(土) 午後1時30分~午後4時 (午後1時開場予定)
○場 所
東別院会館3階 東別院ホール
名古屋市中区橘2丁目8-45
(地下鉄名城線「東別院駅」4番出口より西に徒歩5分)
○参加費等
入場無料・予約不要・先着順(定員400名)
○お問合せ
愛知県弁護士会事務局第2課人権・法制係
☎(052)203-4410
※詳細・チラシはこちら
<4.8.追記>
今さらですが、ご報告です。
荻野先生から、秘密保護法や共謀罪法によってつくり上げられた現在の治安維持法体制について、その共通点と相違点を、戦前の治安維持法体制との比較で、明確にお話しいただきました。
弁護士会として、秘密保護法・共謀罪法の廃止させるべく、また、拡張解釈を許さず運用を限定させるべく、今後も運動を継続しなければなりません。
朝日新聞が記事(1月20日)にしてくださいました。(浜島将周)