性暴力被害者の方の支援について考える，弁護士会主催のシンポジウムのご案内です。

日　時：　2017年7月29日（土）13：00～16：30（開場12：30）

会　場：　アイリス愛知　大会議室コスモス
　　　　　（名古屋市中区丸の内二丁目５番１０号）
※入場無料，申込み不要

愛知県弁護士会ホームページでのご案内はこちら
https://www.aiben.jp/about/katsudou/hanzaihigai/news/2017/07/-6.html

当日は，自らのレイプ被害体験を実名で公表した『性犯罪被害にあうということ』『性犯罪被害とたたかうということ』著者の小林美佳さんの講演と，
ワンストップセンターを早くから立ち上げて運営に携わってきた，NPO法人性暴力救援センター・大阪 SACHICO理事長の加藤治子医師の講演に続いて，
名古屋，岐阜，福井の各ワンストップ支援センターの方が，センターの現状や課題についてお話しされます。

ワンストップセンターは，性暴力被害に遭った方の相談に応じ，被害直後の証拠採取や妊娠を避けるための処置のほか，医療，カウンセリング，警察や弁護士との連携など，中長期的支援にも取組んでいます。

性暴力被害にあった人は，統計上も相当数いて，特に身近な人から被害に遭う場合が多いことが分かっています。

（参考）NPO法人　しあわせなみだ　ホームページ　性暴力被害に関するデータより
http://shiawasenamida.org/m05_02_02

あなたの身近にも，被害に遭ったけれども言い出せないという方がいるかもしれません。
そして，もし，身近な人が被害に遭ったことを知った場合は，こういうセンターがあり，こんなことをしてくれるという情報は，ぜひ知っておいて頂きたいです。
性暴力被害については，社会的には被害者を責めるような風潮や偏見も根深く，それが，私にも責任があるのでは…などと被害者を苦しめることになります。
今回のシンポジウムは，性暴力について知り，理解を深める機会になるかと思いますので，ぜひ，お出かけ下さい。
（橫地明美）