愛知県弁護士会は5月27日、「共謀罪」法案の廃案を求め、栄・エンゼル広場で集会を開きました。
弁護士110人を含む1300人もの市民に参加いただき、新聞、テレビでも大きく取り上げていただきました。(中日新聞WEB版・5月27日、毎日新聞WEB版・5月27日、名古屋テレビ・5月27日、CBC・5月27日)
開会あいさつで池田桂子会長は、「共謀罪法案は国会で審議すればするほど問題点が多く出てきた。問題ある法案は廃案しかない。」と決意を述べました。
その後、本 秀紀 名古屋大学教授、日本基督教団名古屋中央教会の草地大作 牧師、民進党の大塚耕平 参議院議員、近藤昭一 衆議院議員、日本共産党の島津幸広 衆議院議員の各氏が順次登壇し、共謀罪の危険性を訴え、廃案に向けた行動提起がありました。
また、名古屋市出身の丹羽宇一郎 元伊藤忠商事会長・元中国大使からは、「民主主義の仮面をかぶり国民を愚弄しようとする実質独裁政権に、共謀罪を委ねるわけにはいかない。声なき声は賛成となる。声を上げよう。」とのメッセージが寄せられました。
栄のデパート群をぐるりと一周したパレードでは、「共謀罪反対!」「市民を監視する法律はいらない!」「テロ対策は関係ない!」と声を上げ、沿道の市民に訴えました。
6月10日には、「秘密法と共謀罪に反対する愛知の会」等が広く市民・団体に参加を呼びかけた「「共謀罪」阻止 緊急行動・あいち」が、集会・デモを開きます。
日 時:6月10日(土) 午前11時20分~
場 所:光の広場(地下鉄名城線「矢場町」駅1、2、4番出口)
チラシはこちら
こちらにも是非、多数のみなさんにご参加いただき、「共謀罪廃案」の声を国会に届けたいと思います。(浜島将周)
<6.13.追記>
「「共謀罪」緊急行動・あいち」が呼び掛けた集会・デモには、1000人を超える市民のみなさんに参加いただきました。
この声を、自公政府には重く受け止めていただきたいです。