小林武先生の講演会「沖縄の今―基地の押し付けに対しいかに地方自治は闘うか―」に行ってきました。
小林先生は、南山大学や愛知大学で教鞭を執られた憲法学者で、定年後、憲法学者として沖縄の問題に取り組みたいという以前からの思いを実践に移され、現在は沖縄に移住され、沖縄大学客員教授でいらっしゃいます。
お話の目次だけを揚げると、こんな感じです。
≪沖縄の「今」を憲法と地方自治から考える≫
憲法70年、いま岐路に立っている。
・ 「平和を望むなら戦争を準備せよ」と呼び掛けられている。
・ 先の臨時国会でのTPP・カジノ方法・年金カット法の強行。安倍「総統政治」。
Ⅰ 沖縄の今:辺野古違憲確認訴訟の位置
・ 沖縄戦後71年の苦悩を経て<オール沖縄>の結束。 Cf.市民と野党の共闘
・ 緊迫する元凶=新基地建設の強行、オスプレイの墜落、違憲確認訴訟で国勝訴。
Ⅱ 沖縄で考える:米軍人規制のための「住民保護条例」
移住して沖縄の問題に真正面から取り組んでいらっしゃるからこその、<生>のお話を聞くことができました。本土にいる私たちはもっと真剣に、沖縄のことを考えなければなりません。(浜島将周)