今年 9月19日,政府は,戦争法案と呼ぶにふさわしい安全保障関連法案を参議院本会議で強行採決して成立させました。
世論調査でも国民の6割以上が反対し,7割が今国会で成立させるべきではないとしているなかで,また,圧倒的多数の憲法学者と学識経験者,歴代の内閣法制局長官が,衆参両委員会で法案は「違憲」だと表明し,参院での審議過程においては最高裁判所元長官が明確に憲法違反の法案であると公表したなかでの強行採決でした。
歴代の政権が憲法違反と言明してきた集団的自衛権の行使を,閣議決定の解釈改憲に基づいて法案化したことは,立憲主義を冒涜するものです。
また,戦争法は,憲法9条が禁じる国際紛争解決のための武力行使を可能とするもので,憲法違反であることは明らかです。
この戦争法をすみやかに廃止するため,“戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会”が,2000万人「戦争法の廃止を求める統一署名」に取り組んでいます。是非,署名にご協力をお願いします。
下記のURLから,署名用紙をダウンロードできます。(亀井千恵子)
http://sogakari.com/?p=1095