名古屋市は公立保育園を社会福祉法人に順次移管していますが、移管を受ける社会福祉法人を選ぶための委員をここ数年務めさせていただいています。
弁護士として参加はするわけですが、公立保育園にも、社会福祉法人立の認可園にも子どもを通わせた経験がある者として、保護者の目線も含め、子ども達にとって一番良い保育園を選ぶことができたらと思っています。
毎回、公立保育園を引き継ぎたいという希望をお持ちの社会福祉法人さんの既存園に見学行きます。これまでに10園以上の保育園を見学させていただきましたが、一口に「保育園」と言っても千差万別だとしみじみ感じます。
幼稚園に近い雰囲気の保育園、家庭のような保育園、園舎の設計、給食、おもちゃ、園と保護者の関係、園児へのかかわり方等々、こんなに違うのかと驚くほどです。
クラスの分け方にしても、年齢別の園もあれば、縦割り保育(異年齢保育)の園もあります。1階が乳児の園もあれば、2階が乳児の園もあり、それぞれ、保育園が子ども達のことを考えて保育を行っています。
お子さんを保育園に入れられるご予定のある方は、事前にいくつか保育園を見学され、ご自身とお子さんに合う園を探すことが大切ですね。(間宮 静香)