東北地方太平洋沖地震による東京電力福島第一原子力発電所の事故から、3年半が経過しようとしています。しかし、事故とその影響は未だ収束せず、多くの住民が避難か帰還かを強いられています。低線量被曝の健康リスクも心配されています。
その一方で、政府は現在、エネルギー基本計画で原子力発電をベースロード電源と位置づけ、新規制基準の適合性審査を受けた原発から再稼働を順次進めようとしています。さらに原発の輸出にも非常に積極的です。
このような現状は、福島原発事故をきちんと学んだものといえるでしょうか。
私たち弁護士・弁護士会は、公害・環境問題を人権問題として取り組んできました。人権を守るために、福島原発事故から学んで、原発から脱することが必要だと考えています。市民のみなさんとともに、福島原発事故の教訓は何だったのか、それが今生かされているのかを検証したいと思います。
多数のみなさんのご参加をお待ちしております。(浜島将周)
日 時 2014年9月21日(日) 午後1時30分~午後4時30分
場 所 栄ガスホール(栄ガスビル5階)
メインゲスト 吉岡 斉さん(九州大学大学院教授)
※科学技術史・科学技術政策の専門家で、東京電力福島原子力発電所における調査・検証委員会(いわゆる政府事故調査委員会)委員を務めた方です。
入場無料・事前申込不要(ただし、定員150名に達し次第締め切ります。)
詳細は
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