「秘密保全法に反対する愛知の会」が2014年度「日隅一雄・情報流通促進賞」特別賞に選ばれ、濵嶌が事務局長として、会を代表して表彰式に出て参りました。
「日隅一雄・情報流通促進賞」とは、2012年に49歳の若さで亡くなった日隅一雄さんの精神を引き継ごうと設立された「
日隅一雄・情報流通基金」が、命日である6月12日に表彰している賞です。日隅さんは、新聞記者を経て弁護士になり、「NHK番組改変事件」や「沖縄密約情報公開訴訟」などの裁判や、情報公開の推進と内部告発者の保護などの活動に力を尽くす一方で、弁護士仲間と設立したインターネットメディア「
News for the People Japan(NPJ)」編集長として、福島第一原発事故後は、がんで余命半年と告知されてからも、自ら記者会見場に通い続け、表現の自由と知る権利が保障され、市民が主人公になる社会の実現をめざして活動していました。
「愛知の会」への授賞理由は、以下の表彰状に記載されています。
「愛知の会」が取り組んできた活動を、そのまままるごと評価してくださいました。
愛知という地方から始まった運動が、全国的な反対運動の火打ち石となり、今でも要石となっていると評価いただき、大変光栄です。
「愛知の会」への授賞は、これからも、これまで以上に、秘密保護法反対運動を続けろという叱咤激励も含めてのものだと理解しています。その期待に反しない活動を続けていきます。(浜島将周)