性暴力被害者支援に関する講演会に参加しました。
近年、性暴力被害を受けた方が(性的DVも含む)、相談や情報提供、救急医療等の支援を受けることのできる窓口として、各地にワンストップセンターが開設されつつあります(愛知県では、一宮市に「ハートフルステーション・あいち」があります)。
東京のセンターに関わっていらっしゃる、精神科医・臨床心理士の小西聖子先生からは、人は危機に遭遇すると生存のための適応として感情や感覚が麻痺すること、被害後は恐怖や不安が続き心身の具合が悪化すること、被害後の支援については、ご本人の意思を尊重しながら、できるだけご本人の負担を減らすべく、医療、司法、行政などの分野をコーディネートできるセンターの役割は大きい、とのお話がありました。(横地明美)