昨年12月6日、秘密保護法が可決強行されました。このとき、同法に対する批判の声が、国内はもとより海外からも上がっていたのは記憶に新しいところです。そのお一人が
モートン・ハルペリン氏(※)。ハルペリン氏は、秘密保護法について、「21世紀に民主的な政府が検討した法律の中で最悪レベルのものだ」とさえ言いました。
そのハルペリン氏が、5月に来日されます。東京でいくつかの講演会・シンポジウムが開催される予定ですが、せっかくの機会ですので、名古屋にもお呼びしお話しいただくことにしました。
講演会では、法案段階から同法を鋭く批判してきたハルペリン氏に、国際基準から見た秘密保護法の問題点を明らかにしていただきます。
是非ご参加ください。(浜島将周)
日 時 5月11日(日) 13時30分~16時30分
場 所
名古屋学院大学白鳥学舎翼館クラインホール
名古屋市熱田区西町1-25(名古屋市営地下鉄名港線「日比野」駅徒歩8分、名城線「西高蔵」駅徒歩8分)
会 費 1000 円 事前申し込み不要(逐次通訳あり)
主 催 名古屋学院大学平和学研究会
協 賛 秘密保全法に反対する愛知の会、愛知県弁護士会
チラシは
こちら
※ モートン・ハルペリン
アメリカ合衆国の政治学者。専門は、外交政策論、核戦略論。現在、外交問題評議会上級フェローおよびオープン・ソサエティ研究所上級顧問。ジョンソン政権で国防次官補代理、ニクソン政権で国家安全保障会議(NSC)メンバー、クリントン政権で大統領特別顧問、国家安全保障会議メンバー、国務省政策企画本部長を歴任。その後、「アメリカ市民の自由協会」ワシントン DC 支部長を務める。
いわゆる〝沖縄密約〟において、米国側のキッシンジャー
大統領補佐官(当時)の腹心とでもいうべき立場にあり、日本側の佐藤栄作首相(当時)の密使であった若泉敬氏の相談相手・交渉相手だったとされる。