緑オリーブ法律事務所ブログ

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 フランスでの同時多発テロ事件を契機として、テロ対策の一環として、「共謀罪」法案を制定する必要があると発言されるようになってきました。今秋の臨時国会に、罪名を「テロ等組織犯罪準備罪」に変更して提出される見込みのようです。(朝日新聞DIGITAL・2016年8月26日東京新聞Web・2016年8月27日
 しかし、「共謀罪」の創設は、いくら名前を変えて、「組織的犯罪集団」や「準備行為」という構成要件を追加したとしても、国民の自由な言論・行動に、多大な萎縮的効果を与えることに変わりありません。それゆえ、「共謀罪」法案は、国民からの大きな反対の声に押されて、過去3回も廃案になった歴史があるのです。


 今回、「テロ等組織犯罪準備罪」=「共謀罪」法案の危険性を知っていただくため、愛知県弁護士会は日本弁護士連合会と共催で、シンポジウムを開催することになりました。奮ってご参加ください。
 なお、今回の法案提出に反対する日弁連の会長声明が出ておりますので、こちらもご覧ください。(浜島将周)


 日 時  平成28年10月1日(土) 13:30~16:30


 会 場  愛知県弁護士会館 5階ホール
          名古屋市中区三の丸1-4-2
          (地下鉄「丸の内」駅1番出口より徒歩5分、「市役所」駅6番出口より徒歩7分)


 参加費  無料


 講 師  原田宏二さん(北海道警元警視長)、渕野貴生さん(立命館大学大学院法務研究科教授)


 チラシはこちら

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